ABOUT

人口減少や少子高齢化といった社会の変化に伴い、
地域振興、環境保全、集落機能の維持、まちづくりなど、さまざまな地域課題が顕在化しています。
たんばLPS(Local Problem Solution)チャレンジ事業は、丹波地域における地域課題解決等に資するビジネスプランを募集し、
丹波地域内外で活躍する起業家の支援・事業実現を目指すプログラムです。
講義やメンタリングを通じたブラッシュアップを経て、ビジネスプランの精度を高め、
金融機関や投資家、民間企業との連携機会を通じて、ビジネスプランの実現を目指します。

プログラムの特徴

事業の立ち上げに必要な知識・
ノウハウの共有

ビジネスアイディアを実現するには何が必要なのか。事業計画の立案や仮説検証の手法など、起業前後に役立つノウハウをお伝えします。

地域課題解決に特化したメンバーによる
サポート

事業立ち上げ期の支援と地域特有の課題解決の考え方に強みを持つメンバーが、ローカルでの事業化のポイントについてサポートを実施します。

メンタリングによるサポート

受講者の要望に適した、専門家、地域の起業家等によるメンタリングサポートを実施。様々な角度から事業成長をバックアップします。

地域を超えた出会いの場!
成果発表会の開催

成果発表会は最終審査会として開催され、優秀なビジネスプランについては補助金によるサポートを実施します。

参加対象者

参加対象者

下記のいずれかに当てはまる丹波地域で活動する企業、個人、法人等(創業年数や企業規模は問いません)で、1月下旬に開催を予定する審査会でのプレゼンテーションが可能であること。
・丹波地域の地域課題解決に取り組むビジネスプランを有し、事業化する意志がある
・丹波地域の地域資源を活用したビジネスプランを有し、事業化する意志がある
※ 丹波地域:丹波篠山市、丹波市の2市からなるエリア

サポートチーム

志岐 遼介

Creww株式会社 西日本エリアマネージャー

甲南大学卒業後、大手企業2社で9年間の法人営業を担当後、2015年より公益財団法人大阪市都市型産業振興センター(現:大阪産業局)にて、中小製造業向けのビジネスマッチングなどの支援業務を担当。2020年より大阪イノベーションハブにてスタートアップ・ベンチャー支援、産学連携業務に従事し、スタートアップが発する熱量に大きく感化される。「大挑戦時代をつくる」というビジョンに共鳴し、2022年7月よりCreww株式会社に参画。兵庫県、岡山市、奈良県三宅町などのオープンイノベーション、インキュベーション案件でプロジェクトマネージャーを務める。

久保 幸穂

Creww株式会社

IT商社にて内勤営業として、売上拡大に貢献。スタートアップ企業が創り出す斬新なソリューションに興味を惹かれ2024年1月よりCreww社に参画。兵庫県、岡山市のオープンイノベーション、インキュベーション案件にプロジェクトサポートとして従事。得意領域はIT、小売・流通

安達 鷹矢

シリ丹バレー推進協議会 事業共創パートナー/株式会社Local PR Plan 代表取締役

楽天を退社し人口約1,000人のまち丹波篠山市福住に24歳でIターン。移住13年目。地域のPR・総合計画事業として価値を生み出す「職人」を呼び込むまちづくりを展開。約10年でゼロから移住開業を約40軒、移住者を150人程度呼び込む。また、福住で事業者のバックオフィスをサポートする組合を11月に設立予定。自社事業として「NIPPONIA 福住 宿場町」「NIPPONIA 後川 天空農園」を運営。古民家を活用した移住者向けコンドミニアム、賃貸店舗物件も管理。

井口 元

シリ丹バレー推進協議会 事業共創パートナー/株式会社ニュービレッジ計画 取締役

大阪市生まれ、吹田市育ち。関西学院大学法学部卒業。医療業界専門のWEB制作会社で営業職に従事、30歳を機に退職、丹波市へ移住。地域課題を解決することをコンセプトに、丹波市で初となるシェアハウス『みんなの家』開設、その後株式会社に法人化。2015年4月から丹波市移住相談窓口業務『たんば“移充”テラス』を受託し、現在まで運営に関わり続けている。2018年5月、地域の活性化をデザインから担う株式会社ニュービレッジ計画を設立、取締役に就任。主に市内企業のwebサイト・グラフィック製作、写真・動画撮影等を行い、丹波市移住定住ポータルサイト「TURNWAVE」、丹波市就職支援ポータルサイト「キャリたん」の構築・運営等も手掛けている。

田林 信哉

シリ丹バレー推進協議会 事業共創パートナー/一般社団法人Satoyakuba 代表理事

2005年に総務省入省。2016年4月に福島県南相馬市副市長として、原子力発電所の事故を受けた避難指示区域からの復興に携わる。その後、2020年に総務省を退職。拠点を丹波篠山市へ移し、土地に根ざした文化と交流を起点とする観光地域づくりに携わる。今田地区立杭では、2022 年から文化観光推進に関するコーディネートを行なっているほか、後川集落で農泊推進事業の伴走支援に携わっている。

出町 慎

シリ丹バレー推進協議会 事業共創パートナー/NPO法人佐治倶楽部 代表理事/合同会社SAJIHAUS 代表社員

奈良市出身、丹波市青垣町在住。関西大学建築学科卒業。2007年から兵庫県丹波市青垣町にて空き家を再生し関西大学佐治スタジオを開設。同スタジオを拠点に、「関わり続ける定住のカタチ」をテーマに、空き家リノベーションの実践など大学と地域等の協働をコーディネート。2011年、同地域で、空き家を活用して楽しく暮らすサークル「佐治倶楽部」を設立、2021年NPO法人佐治倶楽部へ。2018年、SAJIHAUS一級建築士事務所開設。2024年合同会社SAJIHAUS設立。

協力団体

丹波篠山市商工会、丹波市商工会、一般社団法人丹波篠山キャピタル、株式会社みなと銀行

スケジュール

Day1
2025

10.21 (水) 18:30 - 20:30
FOREST DOOR -旧神楽小学校-
兵庫県丹波市青垣町文室244


地域でビジネスを実践するために

首都圏にはない地域課題の解決を進める地域の起業家は市場をどのように拡大し、自身のビジネスを地域に浸透させていくのか。
丹波地域で活躍するシリ丹バレー推進協議会の事業共創パートナーを講師に招き、「地域×ビジネス」を学びます。

井口 元 氏

シリ丹バレー推進協議会 事業共創パートナー/株式会社ニュービレッジ計画 取締役
Day2
2025

11.4 (火) 18:30 - 20:30
神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ
兵庫県丹波篠山市大沢165-3


リーンキャンバスを用いたビジネスモデルの策定

自社のビジネスモデルについて9つの要素に分けて検討を行うことを目的としたフレームワークであるリーンキャンバスを用いて、課題と解決策を設定し、仮説検証の準備を行います。
講義内で作成したリーンキャンバスを各自が発表して相互に意見交換することで、他者目線のフィードバックを実施します。

志岐 遼介 氏

Creww株式会社 西日本エリアマネージャー
Day3
2025

11.18 (火) 18:30 - 20:30
FOREST DOOR -旧神楽小学校-
兵庫県丹波市青垣町文室244


仮説検証の手法と実践

ビジネスモデルを策定した自身のサービスが、市場に求められているかを確認するために大切な「仮説検証」を学びます。ユーザヒアリングとは?ヒアリングした結果をどう反映させるか?を学びます。

志岐 遼介 氏

Creww株式会社 西日本エリアマネージャー
Day4
2025

12.2 (火) 18:30 - 20:30
神戸大学・丹波篠山市農村イノベーションラボ
兵庫県丹波篠山市大沢165-3


プレゼン講座の実施

ベンチャー企業は限られた短時間(3~7分)でのプレゼンが主流となります。
要点を伝えるプレゼンのポイントについて講義を実施し、実際に参加者がプレゼンを実施し、相互にフィードバックするロールプレイングを行います。

志岐 遼介 氏

Creww株式会社 西日本エリアマネージャー

成果発表会(最終審査会)

Selection
2026

1月下旬予定

主催